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【サイズ】
カップ:直径8.7cm ×高さ6.0cm
ソーサー:直径14.5cm×高さ2.1cm
実容量:約220ml
【カラー】ブラウン
【デザイナー】Kaj Franck
【年代】1960年代【素材】陶器
【原産国】made in Finland
※カップは、擦り切れの満水で約220mlですから、使用目安は150~180ml程度です。
1950年代に「出来る限りシンプルで扱いやすものがいい。」そんなカイ・フランクの哲学からうまれたARABIAの“KILTAシリーズ”。こちらは独特な風合いが素敵なKILTA ブラウンのカップ&ソーサー。ソーサーはプレートとしてもご利用出来るタイプです。
[ コンディション ]
矢印部分、ソーサーやカップふちに焼きジミや白点がありますが製造時レベルです。またカップ、ソーサーともに経年使用による重ね擦りキズがあります。バックスタンプはソーサー、カップとも擦れて消えています。
※色合いが光りの加減で色が表現できにくいですが、キルタブラウン独特な施釉の濃淡が良い感じです。
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[ ARABIA KILTA キルタ&TEEMA ティーマ ]
「バラバラになったテーブルウェアを一掃することができる」
キルタを発表したときに カイ・フランクから出てきた言葉です。
ARABIAアラビア“KILTAキルタシリーズ”は1953年に発表され1974年まで販売製造が続き、そのプロダクトはTEEMAへと受け継げられさらに進化し さまざまな電化製品に対応、そして60年以上たった今なお継続販売されています。
Kaj Franckカイ・フランクが考えるキルタ、ティーマは誰もが扱えなくてはいけません。そして普遍的に継続して使える、買い足しが出来る、収まりがいい、色のコーディネイトがしやすいなど 一時的な満足ではなく受け継がれるテーブルウェアなのです。もちろん時には他のデザインで飾りのついた、装飾した華やかな器やカップもいいでしょう。気分や季節、そのオケージョンによって使い分ける食卓の楽しみは何物にもかえられません。
カイ・フランク自身も装飾されたデザインのガラス作品や一点ものの器を多く残しています。デザインのもつ力、特別な時の過ごし方を知っている そんなカイ・フランクだからこそ、俯瞰して冷静に時代の先をみて、考えだされた普段使いのシリーズなのです。
「フィンランドの良心」と今なお敬意をもって親しまれるKaj Franckカイ・フランク、その代表的作品、Kiltaキルタ・Teemaティーマをどうぞお試しくださいませ。