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【デザイナー】
Ilmari Tapiovaara
イルマリ・タピオヴァーラ
【年代】1966年から1969年
【サイズ】
座面幅44.0cm×奥行41.5cm×座面高43.5cm
背面スポーク高 約81.0cm 重さ :約 2,940g
【素材】
座面:チーク、脚:ビーチ材
【原産国】made in Sweden
[お届け方法]※こちらのお届けは、ヤマト家具便、全国一律2,500円(ご注文後にプラス)でお届けさせて頂きます。また店頭でお受け取りの場合は送料はかかりません。
スウェーデンのEdsbyverken社で作られたIlmari Tapiovaara(イルマリ・タピオヴァーラ)デザインのFanett chair(ファネット)です。
こちらは1960年代につくられたT65と言われる7本スポークタイプで、軽さは継承されながら 背面のフィット感を追求し脚の接続部を補強されたモデルです。
[コンディション]
脚やスポークに擦りキズやアタリキズ、経年によるクスミなどありますが大きなダメージなく50年以上前のものとして良いコンディションでまったく問題なくご利用頂けます。座面裏に当時のブランドシールが残ります。
※綺麗に磨きクリーニングをしています。
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[ Fanett チェアについて ]
1950年代から1970年までスウェーデンとフィンランドで製造されたファネットチェアは、スウェーデンのデザイナー Lennart KarlstropがEdsbyverken家具工房において、元のアイディアである「軽くて丈夫で量産できる背もたれつきの椅子を作る」という1949年の発想から試行錯誤して、フィンランドのイルマリ・タピオヴァーラに協力を依頼したものでした。
イルマリのデザインを元にそのカタチ、製造ラインは1955年に完成しFanett T55モデルとして販売を開始しました。スウェーデンのミス・ユニバースを宣伝に活用し「女性でも軽々持つことが出来ます♪」のポスター効果もあり、Edsby社最大のヒット作となりました。
そのT55も 幾つかの改良がなされ1966年に背面の座り心地を重視しスポークが7本に、そして脚の接続部分を強化するために金具を使用したりでT65という後期モデルが発売開始されました。
爆発的人気があったファネットT55、T65も1970年には製造中止となり、今ではビンテージ市場でのみ探すことになった北欧を代表するスポークチェアです。
※スウェーデンのインテリアマガジンより