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【デザイン・製法】リトグラフ印刷(石版画)
【サイズ】
フレーム:横幅 49.5cm ×縦幅 41.0cm×厚み1.5cm
リトグラフ:よこ32.5cm×たて24cm
【重量】 重さ約1,050g
【デザイナー】Bengt Orup ベングト・ウルップ
【素材】紙・木製フレーム・ガラス
【原産国】made in Sweden
スウェーデンで活躍したデザイナー Bengt Orup(ベングト・ウルップ)によって、1960年代または70年代に製造されたリトグラフデザインです。ガラスデザイナーとして活躍するウルップが描いた初期のリトグラフデザインで、海辺?月夜でしょうか、窓越しにみる風景が独特なデザインで描かれ WEB上の写真ではなかなか表現できないですが、とても綺麗なブルーの濃淡が素敵です。また 当時のフレームもとても良い雰囲気がありすね♪
※後に1970年代、これらのデザインをもとに丸と四角のPoint Noir 2が製作されました。
[ コンディション ]
フレームとガラスに小さな擦りキズやあたりキズ、リトグラフの余白部分に点々と小さなシミがありますが どれもが気になるものではなくとても良い風合い、コンディションです。
ところどころ光りの反射、背景が写りこんでいますが汚れなどではありません。
※裏は壁掛け用にワイヤーが付いていて すぐにインテリアとして飾ることが出来ます。またブックスタンドなどに立て掛けて棚置きも素敵です。
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[ バイヤーコメント ]
ストライプのガラス製品で人気のOrup、リトグラフデザインは1950年代後半から製作をはじめたようですが、丸と三角、四角を組み合わせたデザインを80年代までに多く残しました。こちらは初期の作品と思われ225枚刷られたリトグラフ石版画、年に一回開催される大きなアンティークショー「Stockholm massan」で買付いたしました。古い作品ですのでフレームに擦りキズなど、また余白に小さなシミはありますが 作品として価値を損なうものではなく サインとナンバリングがある本物、真作品になります。
[ Bengt Orupについて 1916-1996 ]
1916年、スウェーデン Lindesberg生まれのBengt Orupは10代から20代にかけてストックホルムの絵画学校で学びます。その後、パリでもデザインについて勉強し、1950年初頭 スウェーデンのスモーランド、“Johansfors (ヨハンスフォース)”ガラス工房に芸術監督として招かれ勤めます。そして、1950年代に発表したStrikt party(ストライプのガラスシリーズ)がヒットし、それは今でもデザイン雑誌でも特集されるほどOrupの代表作となり、ヴィンテージ市場でとても高価で取引されています。
グラフィックデザインは1970年代から80年代にかけ積極的に手掛けたようです。スウェーデン南部のヘルシンボリに居を構えて、晩年まで過ごしました。