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【工房】EDSBY VERKEN Sweden
【デザイナー】
Ilmari Tapiovaara
イルマリ・タピオヴァーラ
【年代】1960年代
【サイズ】
座面幅46.0cm×奥行41.8cm×座面高42.5cm
背面スポーク高 約79.5cm
重さ :約 2,850g
【素材】
座面:チーク、脚:ビーチ材
【原産国】made in Sweden
スウェーデンのEdsbyverken社で作られたIlmari Tapiovaara(イルマリ・タピオヴァーラ)デザインのFanett chair(ファネット)です。
こちらは1950年代後半から60年代に作られたT55と言われる6本スポークタイプで、軽さを追求したカジュアルなスポークチェアです。
ブラック塗装のスポークや脚に擦りキズやアタリキズはありますが 50年以上前のヴィンテージチェアとして良い風合い、雰囲気ある一脚と思います。
ユーズドですが、清潔感ある古いものがお好きな方に ぜひお薦めしたい一脚です。
[コンディション]
下の写真のようにブラックのスポークや脚に ところどころキズやペイントのはがれ、ペイント付着、接着材の跡はあります。座面は綺麗に磨きオイル、ワックスを塗っています。全体的には大きなダメージなく良いコンディションと思います。
※裏側の刻印はかすかに残っているように見えますがハッキリ確認できません。
[お届け方法]
※こちらは、佐川急便の大型宅配便、またはヤマト家具便でお届け致します。一律2,750円税込(ご注文後にプラス、離島料金は別)でお届けさせて頂きます。
※店頭でお受け取りの場合は送料はかかりません。
[ Fanett チェアについて ]
1950年代から1970年までスウェーデンとフィンランドで製造されたファネットチェアは、スウェーデンのデザイナー Lennart KarlstropがEdsbyverken家具工房において、元のアイディアである「軽くて丈夫で量産できる背もたれつきの椅子を作る」という1949年の発想から試行錯誤して、フィンランドのイルマリ・タピオヴァーラに協力を依頼したものでした。
イルマリのデザインを元にそのカタチ、製造ラインは1955年に完成しFanett T55モデルとして販売を開始しました。スウェーデンのミス・ユニバースを宣伝に活用し「女性でも軽々持つことが出来ます♪」のポスター効果もあり、Edsby社最大のヒット作となりました。
そのT55も 幾つかの改良がなされ1966年に背面の座り心地を重視しスポークが7本に、そして脚の接続部分を強化するために金具を使用したりでT65という後期モデルが発売開始されました。
爆発的人気があったファネットT55、T65も1970年には製造中止となり、今ではビンテージ市場でのみ探すことになった北欧を代表するスポークチェアです。
※スウェーデンのインテリアマガジンより