2019年秋、暑かった今年の北欧も 10月に入るといっきに寒くなったようで朝夕は厚着をしたいくらいの冷え込み。家々はすでに薪ストーブの出番です。
10月中旬のフィンランドは 寒さにくわえ毎日のように雨が降り、どんよりと薄暗い日々でしたが 陽がさすタイミングを見はからってお気に入りの湖畔へ向かいます。そこはフィンランドのどこにでもある風景、サウナと保養施設、カフェが完備された湖畔の憩いの場です。
朝イチの湖畔にはまだ誰もいません。(正確には出勤まえにコーヒーを飲むドライバーさんやご近所の常連さんはチラホラ)
あさイチ、と言っても日が昇るのが8時頃ですから 湖のまわりをゆっくり散歩して 「カフェで朝ごはん」っていう感じでしょうか?カフェで朝ごはんと言うとなんとなく小洒落た感じがしなくもないですが実際にはコーヒーとドーナツで3.5ユーロという朝のサービスメニューです。
フィンランドって、どの町にも必ずって言っていいほど、湖畔とサウナがいったいになった「市民憩いの場」みたいなに施設があるんです。週末にでもなると薪を抱え BBQを楽しみにやってくるファミリーを何組も見かけました。また「こんな寒いのに!」と思うフィンランド定番の風景、サウナから裸で湖にドボン!
皆さんとってもリラックスして楽しんでいるのを 見ているだけで こちらも何となく嬉しくなってきます。フィンランドの人たちにとってなんでもない こういう日常が 本当の豊かさなんでしょうね。
いったい いつになったら そんな豊かさに追いつくのかな?!