KILTA & TEEMA by Kaj Franck 1953-

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ARABIAアラビア(北欧を代表する陶磁器メーカー)が製造販売する食器の中でも

群をぬいてロングセラー&タイムレスと言えるシリーズは「TEEMAティーマ 」というのは

みなさん一致するところです。その原型は1953年-1974年製造販売のKILTAキルタです。

TEEMAは1981年に、製造中止になっていたKILTAを復活させたい社内、フィンランド国民、

そして輸出先だった多くの国々からの声をもとにKILTAの後継モデルとして発売を開始します。

基本のフォルムはKILTAと同じですが若干の改良はされ、素材も電化製品に対応するべく

磁器製品になりました。またカラーも復刻した当初は同様のカラー展開でしたが、

2000年頃から毎年のように 新色、廃番色、限定色などが繰り返され今日にいたります。

その間、ARABIAブランドがiittala(ガラスメーカー)の傘下になり ロゴの扱いやモデルの

再編がなされ、TEEMAはARABIAロゴからiittalaロゴへと変わります。

 

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※キルタ、およびARABIAの この2000年前後までのスタンプは後付(施釉後のスタンプ押し)ですから強く擦ると消えます。また押してある位置もマチマチで 結構真ん中からズレています。(そこが楽しかったりします。)

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おそらくその再編は2000年前後ですから、それ以前のものはARABIAスタンプ、または無印。

 

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※このブランドが入れ替わる時期はiittala/ARABIA FINLANDのダブルネーム。

 

近年はフィルム転写ですから擦っても消えませし、綺麗に真ん中にマークがついています。

 

 

KILTAキルタから現TEEMAティーマまで、途中の生産中止時期も含めてすでに70年近くが経過していますが、このなんの装飾もない シンプル過ぎるテーブルウェアは、“使えば使うほど手放せなくなる”という 恐ろしく普遍的な食器であり、最後はここに帰ってくるみたいなホーム、気負う事のない普段使いのシリーズなのです。

 

※当店が考えるKILTA、TEEMAの良いところ

・シェープの角度がすごくいい!(手洗いの立場から、とっても洗いやすい)

・持ちやすい!

・単色のため、あらゆるテーブルコーディネイトは自身でアレンジ出来る。

・買い足しがしやすい。

・ストック、スタッキングがしやすく収納がラク。

・丈夫で長持ち!!

etc 。。。

 

現行品でも 古い製品でも、その良さは変わりません。※電子レンジ対応はTEEMA

ただ、made in Finland時代のARABIAスタンプが消えかかっていたり、ズレていたり

そんな人の息が感じられる時代の製品を普段の生活に取り入れてみる、

「自分ひとり こっそりと楽しむ時間」がきっと訪れるはずです。