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Carl Thore

Sigvurd “Carl Thore” Lindkvist

北欧の照明といえば、デンマークが真っ先に思い浮かび歴史もあり 有名ブランド・デザイナーが多く、またフィンランドもAlvar AaltoやPaavo Tynellなど日本でもおなじみのランプがあります。

その間のお国、スウェーデンにもたくさんの素晴らしいガラス製品、家具、陶磁器、雑貨がありますが 今イチ照明に関しては 馴染みが薄いです。メディアで取り上げられる回数が圧倒的に少ないことがありますが、そもそもスウェーデンの照明デザイナーはデンマークの照明から多くの影響をうけ、またデンマークの会社で照明デザインをしていることが多いです。

そんな中でも、私たちが愛するスウェーデンの照明が2つあります。ひとつはAtelje LyktanのBUMLING(ブームリング)、そしてもう一つはここにご紹介するCarl Thore(カール・トレ)がデザインするTRAVAです。

Carl Thoreは照明デザインをするにあって1960年代初頭、Granhagaというスウェーデンの照明・プロダクトデザイン会社にてデザインチーフとして照明デザインをしますが その時にもっとも影響を受けたのも、デンマークのLouis PoulsenやFog & Morupの光源を見せないレイヤードされたシェードランプでした。

よってこのTRAVAもデンマークのデザイナーでは?デンマークの照明ブランドでは?と思われることも当時あったそうですが、 このシャープでスウェーデンらしい そしてクールな色合いのCarl Thoreデザインは ヨーロッパ各国はもとよりヨーロッパ以外の国にも輸出されたようです。

そして今ではしっかり北欧アンティーク・ヴィンテージファンに認められ多くのファンをもつシリーズになりました。

当店でも今まで何台も扱ってきていますが、これからも良品を探し続けてご紹介していきたいと思います。

迎春 2020

あけまして おめでとう ございます。

本年も どうぞよろしくお願い申し上げます。

2020年は1月4日土曜日より茅ヶ崎のお店、WEB SHOPともに

営業を開始します。(4、5日は17時までの営業時間)

お近くへお越しの際は

ぜひぜひ、覗いて下さいませ。

「年末年始、営業日のご案内」です。

2020年の年始は 4日土曜日から 掘り出し物市&SALE です!!

2019年、年末は27日金曜日まで 通常営業し、

2020年、年始は4日土曜日から営業いたします。

年始の4日土曜日から7日火曜日までは 茅ヶ崎実店舗にてスーパーセール?

「店内SALE」「掘り出し物市」を行います。

きっと何か見つかると思います、ぜひぜひお立ち寄りくださいませ。

お待ち申し上げます。

12月1日。。。

早いですね、もう12月。。。

年々、自分自身の師走感やX’masムードは薄れていきますが

こういう仕事をしていると、やはり季節の“しつらえ”は気になります。

薄れていく気分も ちょっとしたことで 温かい気持ちになったり

知らずと微笑ましく穏やかな心持ちになれるような。

そんなアイテムのひとつ、

無機質な“鉄”という素材に、日常の どこにでもある 何気なく目にする

アイテムに形をかえ、温かみある作品に仕上げていくmalta shopさん。

今年はX’masシリーズに簡単に飾ることが出来るオーナメントが仲間入り!

控えめだけど 鉄ならではの存在感は ありますね♪

ドングリ市@熊澤酒造香川本店

2019年秋、すっかり落ち着いた秋の湘南茅ヶ崎で「ドングリ市 第四回」を行います。夏、海のイメージが強いこのエリアですが、秋冬も空気が澄んで とても気持ちいいです!富士山も綺麗ですね

そんな しっとり落ちついた時期に、緑豊かで秋色に色づいた中庭が素敵な熊澤酒造香川本店で行うドングリ市は、このエリアを中心に活動する個性ある個店、個人がさまざまな業種で集まります。温かい食べ物や飲み物、そして蔵元直の美味しいお酒、ビールもお楽しみ頂けます。一日のんびりとお過ごし頂ける秋のドングリ市、湘南散歩の際は ぜひぜひお立ち寄り 覗いて下さいませ♪

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ドングリ市当日は、レストランは通常営業しておりますので、駐車場が大変込み合います。熊澤酒造のビールもお庭でお楽しみいただけますので、是非公共の交通機関でお越しください🍻

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昨年のドングリ市の様子や2019年の情報は、 Instagram:『#ドングリ市 』『#ドングリ市2019』で 検索してください。

ドングリ市とは

旬の食べ物、お野菜、グリーン、雑貨、湘南地区を中心に活動する個性あふれるお店やokebaにかかわる作家さん、古道具屋さんなど愉快な仲間が集まります。秋空の下で、一緒に楽しめるマーケットを開催します。 .

<< 投げ銭ライブ開催!>>

土曜日:キッチンシスターズ 13:00~ .

日曜日:村田食堂 13:00~.

秋日の読書散歩 2019′

秋らしいお天気になってきましたね。夏、海のイメージが強い湘南、茅ヶ崎も

秋は秋で、冬は冬で気持ちいい季節です。

この読書週間では、小さな個店やギャラリーが おのおの書籍にまつわる展示・販売を開催しています。

ふらっと気ままな読書散歩、ぜひぜひお気軽に 各お店へお立ち寄り下さいませ。

「天高く馬肥ゆる秋」 日本ダービーは 初夏ですが これから年末にかけG1が続きますね。(馬券は買っていませんが、楽しみです。) 優駿、サラブレッドを中心に家族、会社、兄弟・・・さまざまな人間関係が絡み合う 宮本輝先生の代表作のひとつ、秋の夜長にお薦めです。

2019秋、フィンランドの湖畔

2019年秋、暑かった今年の北欧も 10月に入るといっきに寒くなったようで朝夕は厚着をしたいくらいの冷え込み。家々はすでに薪ストーブの出番です。

10月中旬のフィンランドは 寒さにくわえ毎日のように雨が降り、どんよりと薄暗い日々でしたが 陽がさすタイミングを見はからってお気に入りの湖畔へ向かいます。そこはフィンランドのどこにでもある風景、サウナと保養施設、カフェが完備された湖畔の憩いの場です。

朝イチの湖畔にはまだ誰もいません。(正確には出勤まえにコーヒーを飲むドライバーさんやご近所の常連さんはチラホラ)

あさイチ、と言っても日が昇るのが8時頃ですから 湖のまわりをゆっくり散歩して 「カフェで朝ごはん」っていう感じでしょうか?カフェで朝ごはんと言うとなんとなく小洒落た感じがしなくもないですが実際にはコーヒーとドーナツで3.5ユーロという朝のサービスメニューです。

フィンランドって、どの町にも必ずって言っていいほど、湖畔とサウナがいったいになった「市民憩いの場」みたいなに施設があるんです。週末にでもなると薪を抱え BBQを楽しみにやってくるファミリーを何組も見かけました。また「こんな寒いのに!」と思うフィンランド定番の風景、サウナから裸で湖にドボン!

皆さんとってもリラックスして楽しんでいるのを 見ているだけで こちらも何となく嬉しくなってきます。フィンランドの人たちにとってなんでもない こういう日常が 本当の豊かさなんでしょうね。

いったい いつになったら そんな豊かさに追いつくのかな?!

2019秋の北欧

日本で大変な災害をもたらした台風19号が直撃した10月12日から13日にかけて、フィンランドに
滞在していました。ヘルシンキから30分ほどの街も毎日のように雨空でしたが13日午後からは太陽も顔をだし、気持ち良い秋空になりました。ここにいて最小限の被害でやり過ごすことを祈り願うばかりでしたが、フィンランドの知人もいっしょになって心配してくれて 何もできない罪悪感から少しだけ気持ちが楽になりました。フィンランドはまさに今、紅葉まっさかりでイエローが美しく
地元の皆さんはもちろん、観光客もこの時期にしかみることが出来ない自然の美しさを堪能していました。そう、どんな事があっても時は進んでいくのですね、それが人生、生きるってことなんですね、山々木々の色が変化しイエローからまたグリーンになっていくように。(なんか感傷的になっています・・・。)

こちらにいるときは、ほぼTVを見ることが出来ない環境ですから もっぱら情報はネットニュースになります。不思議ですね、ネットニュースは台風大災害も芸能ネタも日本中を熱狂させたラグビーワールドカップの日本決勝トーナメント進出も同じように 同じスペースで報じられます。そのどれもがそれぞれの立場の人によって 必要な情報なのですが、どうやら異国から 異国の人々からはちょっと不思議のようです。「あの大きな台風あとでラグビーの試合をするのか?!」私は通過後、晴れ渡った競技場で試合を行うのは 当然というか楽しみにしていたスコットランド戦、そうなるであろうと思っていましたが少し引いてみると さまざまな考え方があるのですね、良し悪しは誰しもが言い切れることではありませんね。

フィンランドにいて、台風19号災害に対して何もできなかったけど、日々通った教会で こちらの知人と今まで以上に気持ちが通じあった日でした。

2019年 秋の蚤の市@times 茅ヶ崎

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毎年の恒例となりました 「秋の蚤の市 @times」。

今年は9月29日日曜日11時からです。

例年以上に きっと何かかが見つかると 思います!

涼しく過ごしやすくなった初秋の茅ヶ崎へ

ぜひぜひお越し下さいませ♪

 

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RELIEF by Jens.H.Quistgaard

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1950年代から80年代に、 Kronjyden – Nissen – Bing&Grondahlと3社に渡り製造され 量産品でありながら ひとつひとつ焼き上がりの表情が違い 独特な風合いをもつ葉っぱ柄の Relief(レリーフ)は
北欧ミッドセンチュリー期、 世界的に活躍したデンマークのプロダクトデザイナJens.H.Quistgaardによってデザインされました。

 

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Reliefレリーフは製造期間が長かった為、ヴィンテージ品でありながら 比較的買い足しがしやすくまたアイテム数の多さから シリーズで揃える楽しみもあります。そして和洋中と どの食卓にも相性よく 飽きのこないデンマークを代表するテーブルウェアです。

 

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[ Jens.Harald.Quistgaard イェンス・クイスゴー  1919-2008]

1919年、デンマークのコペンハーゲンに芸術一家に生まれたイェンスは幼いころから物つくりに興味をもち、町の製材所や製陶所、鍛冶屋などに出入りしていました。その才能は早くから皆が認めるほどに開花し 1954年にミラノトリエンナーレ金賞、ルニングプライズ賞を受賞したのをはじめ数々の名誉ある賞を獲得します。また1940年代終わりにデザインしたカトラリーセット Fjord フィヨルドがアメリカ人実業家の目にとまり、この実業家夫婦とともにDANSK DESIGN 社の設立に関わり同社のチーフデザイナーとして活躍します。その代表的なデザインであるホーロー鍋は木製の持ち手を付けて、鋳造であるホーロー製品に温かみをもたらし 今なお製造され愛されるロングセラーになっています。